入居時に行うべき物件の点検ポイント
不動産・相続について勉強中の、ワンダーランドMAIMAIです。
新しい住まいへの引越しは楽しい始まりですが、入居時の物件点検は将来のトラブルを避けるために重要です。
このブログでは、入居時にチェックすべきポイントと、どのようなダメージが退去時の借主の責任になるかを説明させていただきます。
1.水回りのチェック
水回りは生活の中心であり、ここが機能しないと日常生活に大きな支障をきたします。
入居時に以下を確認してください。
水漏れの有無
全ての蛇口を開けて、シンク下、トイレのタンク、風呂場シャワーや混合水栓の接続部分から水漏れがないかをチェックします。
排水の確認
シンク、シャワー、トイレの排水の流れがスムーズであることを確認し、詰まりや異常な音がないかを観察します。
温水器の動作
給湯器が正しく機能しているかテストし、必要な温度まで水が温まるかを確認します。
2.電気設備の確認
電気設備の安全と機能は、快適な住まい生活の基盤です:
スイッチとコンセントの機能確認
全ての電気スイッチとコンセントが正常に機能するか確認し、火花や異常な音がないかを注意深く観察します。
照明器具のチェック
すべての部屋の照明が正しく動作するかをテストし、照明器具からの異音やチラツキがないかを確認します。
安全ブレーカー
回路ブレーカーが正常に機能するか確認します。
過負荷状態になると自動的にブレーカーが落ちるようになっています。
3.窓やドアのチェック
安全性と断熱性を確保するため、窓やドアの状態を確認します。
窓とドアの開閉確認
すべての窓とドアがスムーズに開閉できること、鍵がしっかりと機能することを確認します。
隙間のチェック
窓枠やドア枠に隙間がないかを確認し、冷暖房の効率に影響がないかを評価します。
4.物件状態リストの記入と写真撮影
入居時に「物件状態リスト」への記入を求められることがあります。
これは、将来的なトラブルを避けるために非常に重要です。
このリストを使用して、確認した全ての項目の入居時の状態を詳細に記録します。
可能であれば、不具合や損傷が見られる箇所の写真を撮影しておくと良いでしょう。
これにより、退居時に原状回復の責任範囲についての明確な証拠が残ります。
5.原状回復のガイドラインと通常の損耗
原状回復のガイドラインを理解し、参考にしてください。
通常の使用による損耗は借主の責任ではなく、故意に壁に穴を開けたり、タバコのヤニで室内が汚染されたりした場合は、修復費用は借主が負担することになります。
このガイドラインを把握しておくことで、退居時の不明瞭な費用請求を避けることができます。
6.まとめ
入居時の丁寧な点検は、新しい住まいでの快適な生活を保証するための第一歩です。
適切な点検を行い、すべての不具合を初期段階で修正することで、後の問題を未然に防ぎます。
また、原状回復のガイドラインを参考にしながら、通常の損耗と借主が責任を負うべき損傷を区別することが大切です。
こちら↓↓↓も参考にできますので、確認してみて下さい。
大阪府 賃貸住宅の原状回復トラブルを防止するために
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