夏の突然のゲリラ豪雨・台風に備えていますか?
不動産・相続について勉強中の、ワンダーランドMAIMAIです。
2025年の夏も、全国的に猛暑が続いていますが、それと同時にゲリラ豪雨や台風による被害のニュースも増えてきました。
賃貸物件を所有しているオーナー様にとって、建物の災害対策は「もっと早く対策しておけばよかった」と後悔しやすいポイントのひとつです。
今回は、夏の災害に備えた物件管理の実務と、見落とされがちな保険の見直しについて、具体的な視点からご紹介します。
1. 排水設備、放置していませんか?
ゲリラ豪雨や台風の際にトラブルが起きやすいのが「排水まわり」です。
たとえば、共用部の排水溝や雨樋、バルコニーの排水口、敷地内の雨水マスなどは、定期的に点検・清掃しておかないと、大雨の際に水があふれて室内や他の部分に浸水するリスクがあります。
実際、ある2階建てアパートでは、バルコニーの排水口が落ち葉で詰まり、大雨の際に水があふれて下階の部屋に浸水する事故が起きました。
このようなケースでは、管理不備と判断され、オーナー様が補修費を負担することになってしまいます。
定期的に専門業者による清掃を依頼し、その履歴を残しておくことが、万が一のトラブル時の備えになります。
2. 古い屋根・外壁は、次の台風で飛ぶかもしれない
強風によって屋根材や外壁が飛び、隣地の建物や車に被害を与えてしまった場合、建物の老朽化や修繕不足が原因とみなされると、オーナー側に損害賠償責任が生じる可能性があります。
たとえば、築30年以上の木造アパートで屋根のトタンが台風の強風で飛ばされ、隣家の車を傷つけたという事例では、建物の修繕が長らく行われていなかったことが一因とされ、保険では補償されなかった一部費用をオーナーが自己負担することになりました。
「まだ使える」ではなく「安全かどうか」という視点で、外壁や屋根の状態を確認することが大切です。
3. 火災保険で本当に補償されますか?
台風や浸水による被害に備えるには、火災保険に含まれる「風災」や「水災」の補償が重要です。
風災とは、台風・突風・竜巻などによって屋根が壊れたり窓ガラスが割れたりした際に適用されます。
水災は、浸水や土砂崩れなどによる建物の損害に対応しますが、「床上浸水」や「地盤面から45cm以上の浸水」など、一定の条件を満たさないと保険金が支払われないケースもあるため、契約内容の確認が欠かせません。
近年は火災保険料の値上げが相次ぎ、保険内容を削っているオーナー様も増えているようです。
しかし、いざという時に補償がなければ全額自己負担となってしまいます。
「風災・水災特約が付いているか」「自己負担(免責)金額が高すぎないか」など、今一度チェックしておくことをおすすめします。
また、借家人賠償責任保険や施設賠償責任保険などと組み合わせることで、より安心できる備えになることもあります。
4. 夏前の点検・保険見直しは「今」がベストタイミング
建物の不備は、何も起きていないときには目立ちませんが、ひとたび被害が出ると、想像以上に手間もお金もかかってしまいます。
排水の清掃、屋根や外壁の点検、火災保険の内容確認。
これらはどれも、将来のトラブルを防ぐための“コスト”というより“投資”と考えるべきです。
5. まとめ
夏は、災害リスクが高まる季節です。
入居者に安心して暮らしてもらうためにも、そして大切な資産である建物を守るためにも、オーナーとしての備えが欠かせません。
物件ごとの状況や築年数、立地に応じて、必要な対策も異なります。
「自分の物件はどうすべきだろう?」と少しでも気になった方は、お気軽にワンダーランドにご相談ください。
不動産経営に関するご相談がある方や、不動産相続でお困りの方、賃貸物件をお探しの方も、お気軽にワンダーランドにご相談ください。
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