契約書に記載されているけど、見落としがちな項目
不動産・相続について勉強中の、ワンダーランドMAIMAIです。
契約後のトラブルを避けるために、特に家賃の支払方法、更新料、解約通知期間、原状回復費用、退去時の清掃費用などをしっかり確認しておきましょう。
1.家賃の支払方法
支払い忘れがなくなるため便利ですが、この方法を選ぶと手数料が借主負担となる場合が多いです。
手数料は1回あたり300〜500円程度が一般的で、月額費用に追加されるため、毎月の負担がどうなるか確認しておくと良いでしょう。
契約書には支払い方法の選択肢や手数料についても記載されていますので、契約時にチェックすることをお勧めします。
2.更新料と更新手続き
賃貸契約では、更新時に更新料が発生する場合がありますが、この費用は地域によって異なります。
関東や京都では更新料がかかることが多く、1か月分の家賃相当額が目安です。
一方、大阪では更新料がかからないケースがほとんどです。
更新料が発生する場合、その金額と支払時期を確認しておきましょう。
また、更新手続きは通常、契約満了の1〜2か月前に管理会社から連絡が来ます。
契約書の更新料や手続きについての記載も確認し、更新がスムーズに進むよう準備しておくと安心です。
3.解約通知期間
引っ越しを計画する際には、解約通知期間にも注意が必要です。
多くの賃貸契約では、解約の意向を1〜2か月前までに管理会社に通知する義務が借主に課されており、通知が遅れると、翌月分の家賃が発生することがあります。
引っ越しが決まった段階で、早めに解約通知期間を確認し、無駄な費用を発生させないようにしましょう。
4.原状回復費用
退去時の原状回復費用についても、契約時にしっかり確認しておきたいポイントです。
原状回復とは、物件を入居時の状態に戻すための費用を指し、契約書にはその負担範囲が明記されています。
一般的には、通常使用による消耗や経年劣化についてはオーナーが負担し、借主の故意・過失による汚損や破損は借主負担とされます。
契約書に記載された条件に加え、国土交通省の「原状回復ガイドライン」も参考にすると、費用負担の判断基準が明確になります。
退去時に予想外の請求を避けるためにも、契約前に内容を確認しておくことが重要です。
5.退去時の清掃費用
退去時に発生する清掃費用についても、契約書で事前に確認が必要です。
多くの場合、清掃費用は敷金から差し引かれるのではなく、入居時や退去時に一括で支払う形が採られています。
入居時に支払った場合も、契約書に記載があれば、その詳細を確認しておきましょう。
清掃費用の金額が明記されている場合はそのまま理解し、書かれていない場合は管理会社に確認しておくと安心です。
6. 設備の修理負担
賃貸物件に設置されているエアコンや給湯器などの設備についても、故障時の修理費用の負担が明記されていることが多いです。
一般的には経年劣化による故障についてはオーナー負担ですが、借主の過失が原因の場合は借主負担となります。
契約書には「設備の修理費用についての負担範囲」が記載されていることが多いため、特にエアコンなどの高額な設備については、確認しておきましょう。
7. まとめ
賃貸契約書には、契約時や退去時にトラブルが生じないよう多くの取り決めが記載されています。
家賃の支払方法や更新料の有無、解約通知期間、原状回復費用、退去時の清掃費用、設備修理の負担などは特に注意して確認しておくと、予期せぬ費用の負担や手続きミスを防げます。
気になる点があれば管理会社やオーナーに確認し、納得の上で契約することで安心して賃貸生活を楽しめるでしょう。
賃貸物件をお探しの方も、不動産で何か困っている方も、お気軽にワンダーランドにお問い合わせください。
**********************************
今回のブログは不動産賃貸に関する内容でしたが、ワンダーランドでは不動産売買や相続に関するブログも掲載しております。
興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。
↓↓↓
MAIMAIのブログ
kumaさんblog
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
・HP: https://www.720.co.jp/
https://www.720901.com/
・mail kuma@720901.com
住所:大阪市浪速区敷津西1-1-25
Tel: 0120-720901(なにわくで一番)
Tel: 0120-720981(なにわくは一番)
Fax: 06-6643−3363
Fax: 06-6647-3363
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
関連した記事を読む
- 2024/12/03
- 2024/11/29
- 2024/11/26
- 2024/11/24