引っ越し直後は特に注意!悪質な訪問販売の手口と対策
毎日ハッピーに邁進!なんば大国町の不動産エージェント☆おりちゃん☆です。
みなさま、こんにちは。
引っ越しシーズンピークも終わりに近づき、段ボールの山を片付けている方も多いかと思います。新しい家での生活をスタートしてワクワクする時期だと思いますが、残念ながら近年、引っ越し直後を狙った悪質な訪問販売が増加しているようです。
管理会社としても、マンションやアパートにお住まいの皆様が安心して新生活をスタートできるよう、悪質な訪問販売の手口とその対策について詳しくお伝えします。
具体的な事例や注意点、そして身を守るためのアドバイスをまとめました。みなさまが被害に遭わないよう参考になれば幸いです。
なぜ引っ越しシーズンに悪質な訪問販売が増えるのか?
引っ越し直後のタイミングは荷物の片付けや様々な手続きなどでバタバタしていたり、新しい場所なので不慣れなことも多かったりします。
悪質な業者はこの状況を巧みに利用し、引っ越し直後の住人をターゲットにします。新居での生活が落ち着く前を狙い、「引っ越しの挨拶」や「特別なサービス」を装って近づいてくるケースが多いようです。
また、引っ越し業者の運搬中はオートロックを開放しているのをいいことに、住人の目を盗んで建物内へスッと入り込み、ドア前インターホンを鳴らす業者もいるようです。
悪質な訪問販売の手口とは?
悪質な訪問販売等の業者はあの手この手で手法を変えてやってきます。手口は様々ですが、いくつか代表的なものをご紹介します。事前に手口を知っておくことで、不審な訪問者が来ても冷静に対応できるようにしておきましょう。
事例1「換気扇の使い方の説明に来ました」
住人Aさんの事例では、引っ越し直後に「換気扇の使い方の説明に来ました」と業者の訪問があり、換気扇の枠とフィルターを勧められたので購入しましたが、後で管理会社とは全く関係ない訪問販売だと気付きました。新築マンションだったために、管理会社の担当者と勘違いしたそうです。
さらには「管理会社から依頼を受けて、換気扇のフィルターを交換しに来ました」と管理会社の名を語る業者が訪問した事例もあります。管理会社のロゴが入った名刺を提示したり、「無料で点検します」と言ったりして住人を安心させた上で、点検後に「フィルターが劣化しているので、今すぐ交換が必要です」と高額なフィルターの購入を迫りました。なんと、業者が勝手に作成した偽の名刺を使っていたそうです。
事例2「マンションの住民全員が浄水器を交換済みです」
住人Bさんの事例では、「このマンションの住民は全員、浄水器を新しいものに交換しています。Bさんだけまだなので、今すぐ対応しないと水道水が危険です」と告げる業者が現れました。この業者は、近隣住民の名前を挙げて「〇〇さんも交換しましたよ」と具体的に嘘をつき、Bさんに「自分だけ取り残されている」という焦りを与えました。実際には、他の住民が交換した事実はなく、業者が勝手に作り上げたストーリーでした。急かされて契約してしまったものの、後日クーリングオフで解約できたそうです。
事例3「管理会社が推奨するインターネット回線の切り替え」
住民Cさんの事例では、「管理会社がこのマンションのインターネット回線を一斉に新しいものに切り替えることになりました」と偽り、業者が訪問しました。この業者は、「今契約すれば工事費が無料になる」「他の住民はすでに手続き済みです」などとCさんを急かし、高額なインターネット契約を結ばせようとしました。Cさんがその場で契約してしまった後、管理会社に問い合わせたところ、「そのような計画はない」と判明。業者は管理会社の名前を不正に利用していました。
事例4「エントランスのオートロック更新に伴う鍵の交換」
住人Dさんの事例では、「エントランスのオートロックシステムが更新されるため、管理会社の指示で鍵を交換します」と業者の訪問がありました。業者は「住民全員が新しい鍵に交換済みで、Dさんのお宅だけまだです」と言い、高額な鍵の購入や交換費用を請求しました。実際にはオートロックの更新など予定されているわけもなく、鍵を交換してしまったDさんは後で管理会社に相談し、詐欺であることが発覚。警察に通報することで同様の被害を防ぐ動きにつながりました。
対処法と注意点
1.訪問販売には基本的に応じない。ドアを開けない。
不審な訪問者にはインターホン越しに対応し、安易にドアを開けてはいけません。どんなに魅力的な商品やサービスがあっても、突然の訪問販売には応じないのが一番の防御策です。必要であれば自分で調べて信頼できる業者を選ぶようにしましょう。特に引っ越し直後は忙しく、判断が鈍りがちなので、「とりあえず話を聞く」のもやめておきましょう。
2.「無料点検」や「割引価格」に注意。即決を迫られても契約しない。
「無料」という言葉に惑わされず、点検を許可する前によく考えましょう。また、「今すぐ決めないと割引がなくなる」「今日だけの特別価格」と急かされても、その場で契約するのは絶対にやめましょう。契約を迫られた場合は、「家族に相談してから決めます」と伝え、一度冷静になる時間を作りましょう。
3.管理会社に確認する。
訪問者が管理会社を名乗った場合、すぐに管理会社に連絡して事実を確認しましょう。正式な依頼であれば、事前に通知があるはずです。
4.記録を残す。
訪問者の名前、会社名をメモに残しておく、また提示された名刺や書類を写真に残しておくことで、後で管理会社や警察に相談する際に役立ちます。
5.消費者ホットラインへ相談(局番無し「188」←「いやや」と覚えましょう。)
消費者ホットラインとは、消費生活に関するトラブルの相談窓口です。悪質商法や不適切な表示に関するトラブル、製品・食品やサービスなどによる事故、 海外事業者とのトラブルなどの相談に対応しています。
6.契約の解除(クーリング・オフ)
万が一、契約をしてしまった後でも、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日間以内であれば、申込みの撤回や契約の解除(クーリング・オフ)ができます。また、8日間を経過していても、問題のある勧誘があった場合は、契約の取消しができる場合があります。消費者センターのホームページで確認しましょう。
最後に~安心して新生活をスタートするために~
引っ越し直後は特に忙しく、こうした悪徳業者のターゲットになりやすい時期です。管理会社を装う手口や巧妙な嘘に騙されないよう、常に警戒心を持つことが大切です。
不審な訪問があった場合は、遠慮なく管理会社に連絡し、必要なら警察にも相談してください。
安心して新生活を送るためにも、こうした事例を頭に入れておいていただければと思います。
管理のことはワンダーランドへ
ワンダーランドに管理を任せて頂ければ、日々の点検や入居者様からの対応はもちろん、物件や入居者様の状況も定期的に報告いたしますので、忙しくされているオーナー様のご負担も解消されることかと思います。
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